とにかくイフェクサーとジェネリックで迷う私の決断

うつ病発症のきっかけ

10数年前、社会は就職氷河期でした。
団塊ジュニアと呼ばれる人たちが丁度就職期にあり、就職時期にある若者の数が多いことに対し、バブル崩壊後の経済状況の悪化を受けた企業が人件費を圧縮する為、雇用を絞り始めましたことに事を発した出来事です。

私も希望先に就職できなかった人の一人でした。
自分のやりたいことを見失い、何をしたらよいかが分からなくなる中、とにかくやりたいと思ったことをアルバイトとしてやっていました。
しかし、9月頃になると、周りで就職が決まっている人が増えると、どんどん焦りばかりが増え、やはりどんな仕事でもいい、就職をしなければという思いに駆られ、就職セミナーを回ったことを覚えています。

そこで見つけたのが、多数のソフトウエア開発の仕事でした。
その頃、急激に発達し、技術者が全くなりないことから、今で言うブラック企業と言われるような数日間の徹夜や深夜までの残業、休日もないということもあるような会社が少なくありませんでした。
それを改善すべく、企業側が自身で技術者を育て、増やそうとしたことで、理系でなくても、パソコンを触ったことがなくても就職できますよという売り文句で多くの人を獲得しようと試みていました。
私は手に技術が付くならと、長期働くことをあまり考えずにその世界に飛び込みました。

入ったらそれはそれは毎日胃痛と精神的苦痛の連続でした。
パソコンを触ったことがない私は、どこが電源で、どうやってパソコンが動いているのか、アプリケーションがどう動いているのかも分からずに入ったこともある上、先行は文系。理系の人が教えられているような数式や記号やらは全く不得意だったので、いろんなことで苦労したのを覚えています。
そんな中、同期がうつ病を発しました。

うつ病の原因は様々です。まじめで責任感が強く、何事も完璧にやり遂げようとする人がなりやすいと言われるように、何か一つのことがうまくいかず、それを自身の責任感の強さから自責の念に駆られることにより、出社もままならなくなるという状況にまでなってしまいます。
その同期は、同期の中でも専門学校に通っていた優秀な人でした。どんどん欠勤日数が増えたことで、一体どうしたのだろうかと気になっていました。
結局、その人は会社を辞めてしまいました。

うつになった際には、まずその原因となった状況からいったん離れることが優先されます。その上で抗うつ剤を投与し、より精神的な圧迫がない状態で過ごすことで、だんだんと症状を回復させるというのが一般的です。
勿論、一人暮らしをしている人にとっては、抗うつ剤を服用しながら、なんとか働いている人も沢山います。

真面目な日本人がなりやすい病気、それがこういった精神的な病気なのかもしれません。
心が元気で強くあれば、ある程度なんでもできます。こういった病気にならないよう、うまく社会を乗り切れる力を育てられないかと思う今日この頃です。